【S1E5 羊飼いの少年】「ベター・コール・ソウル」の映画・ドラマ オマージュまとめ

「ベター・コール・ソウル」s1e5「羊飼いの少年」の映画・ドラマのオマージュネタをまとめてみました。1930〜40年代の名作映画ネタが登場しています。

第三の男(1949)The Third Man

ジミーがお年寄りたちに顔を売りに老人ホームを訪ねるシーンでかかっている印象的な曲は、1949年の映画「第三の男」のメイン・テーマ。

homage-the-third-man-theme

アメリカでは「第三の男のテーマ」、イギリスでは「ハリー・ライム(主人公の親友の名前)のテーマ」として非常に有名な曲です。日本でもビールのCMに使われていたりしましたね(だいぶアレンジされてますが)。

The Third Man (1949) Trailer | Youtube

この曲を作曲・演奏したアントン・カラスは、もともとはウィーンの小さな居酒屋のツィター奏者。ある日その店に立ち寄った「第三の男」の監督キャロル・リードがカラスの演奏に惚れ込み、サウンド・トラックの作曲・演奏家として大抜擢したのだそうです。

ちなみに「ベター・コール・ソウル」で使われたのはカラスの演奏ではなくMalcolm Lockyer Orchestraが演奏しているバージョンです。

homage-the-third-man

「第三の男」の舞台は第二次大戦後のウィーン。親友ハリーに呼ばれてアメリカからウィーンへやってきた作家のマーチンスは、到着早々ハリーが亡くなったことを知らされる。ハリーが亡くなった現場に正体不明の「第三の男」がいたことを知り、マーチンスは事件の真相究明を決意するが…というストーリーで、公開されるやいなや非常に高い評価を受け、テーマ曲も1950年代最大のヒット作となったそうです。

老人ホームのシーンでこの曲が流れるのは、お年寄りたちの青春時代の大ヒット曲だから、でしょうか。

第三の男 | Wikipedia

新婚道中記(1937)The Awful Truth

朝方、仕事を終えたマイクが朝食を食べて帰宅、家でソファに座って映画を見ているシーンがありますが、マイクが見ているのは1937年の「新婚道中記」というコメディ映画(邦題すごい)。

homege-the-awful-truth

「新婚道中記」は、往年の大スター、ケイリー・グラント演じるジェリーと妻ルーシーの山あり谷ありの結婚生活の物語。妻に嘘をついて一晩家を空けたジェリーが帰宅すると、何と妻も外泊して­いたことが発覚、大喧嘩の挙句離婚を前提に別居することになるが…というストーリーだそうで、画面はモノクロだしレトロ感半端ないんですが、Youtubeのコメント欄や映画の感想サイトなどを見る限り、今見ても充分面白いようです。1938年にはアカデミー賞作品賞にノミネートされています。

それにしてもマイクがコメディを見るとは意外…。

新婚道中記 | Wikipedia

マトロック(1986–1995)Matlock

ジミーが老人ホームを訪れる前、テレビに映っている弁護士の服装をイラストに描いて研究しているシーンがあります。映っているのはアメリカで1986年から放映された法廷ドラマ「マトロック」の主人公ベン・マトロック。

homage-matlock

マトロックはハーバード出の優秀な刑事弁護士で、有名人ながら気取らず、喧嘩っぱやいのが玉に瑕だけど人気者、という絵に描いたような理想の人物のようです。ドラマはシーズン9まで9年間も続いたそうで、その人気ぶりがうかがえます。

ジミーはマトロックみたいな弁護士になりたい、と研究していたんですね(形から入ってるようですが)。ちなみにジミーが見ているのはシーズン1の「The Don: Part 1」です。

Matlock theme | Youtube

動画見て思ったんだけど、マトロック、ちょっとチャックに似てる気が…。そうでもない?

Matlock | IMDb