「ベター・コール・ソウル」S4E6「ピニャータ」”あの”シーンの二人は誰?

S4E6「ピニャータ」の最後のシーンは衝撃的でした…(いろんな意味で)。あのシーンに出てきた二人について、片方はみなさんおわかりだと思うんですが、もうひとりは誰だかわかりましたか?

以下「ベター・コール・ソウルS4E6までと「ブレイキング・バッド」のネタバレあり。未見の方は注意!

シーズン4にはいってからの「ベター・コール・ソウル」のクオリティのだだ上がりぶりたるや…。Redditで「シリーズ最高のエピソードが1週間しかもたない」と言ってる人がいましたが、本当にそのとおり。うなずきすぎて首もげそう。

しかも今回のエピソードはアカデミー賞受賞作品「ファインディング・ニモ」や「ウォーリー」の監督で知られるアンドリュー・スタントン氏がディレクターを務めるということで、放送前から話題になっていました。蓋を開けてみると、あんなカワイイ映画を撮った監督さんなのに、こんなダークなエピソードをこれ以上望めないくらい完璧に仕上げてくれていて、もう感涙。才能スゴい。

スタントンさんは以前から「ブレイキング・バッド」「ベター・コール・ソウル」のファンだったそうで(そもそもそれで今回ディレクターを務めることになった模様)、倉庫のシーンのメイキング動画では「『ベター・コール・ソウル』の終わりと『ブレイキング・バッド』の始まりという2つの点が線で結ばれていくのを観るのは、ファンにとってホントにクールだと思う。僕もクリエーターというよりオタクモードに入ってる(geek out)」とニコニコしながら言っていました。すき。

ジミーに協力した男はマイクにも会っていた

さて、本エピソードの最後、ジミーに協力してくれた二人の謎の人物がマスクを取って顔を見せましたが、一人はみんな大好きヒューエルさんだけど、もうひとりは…誰かわかりましたか?

私はわからなくて「どっかで観たぞどっかで…(もやもや)」ってなって、見終わってすぐRedditに飛んで行ったところ、一発でわかりました。さすがなりRedditor…!

このヒューエルじゃない方のでっかい男の人は、S1E9「ピメント」マイクが初めてプライスの仕事をしたときに駐車場に集まった男たちの一人でした。

マイクがもう一人の男(スティーブン・オッグ)をあっさり倒してしまったため、恐れをなして逃げてしまったあの人です。プライスの件も今回も、例の獣医師さんが手配(※)した人なので、被っても不思議はないですね。

※説明不要な気もしますが、なぜ獣医師さんの手配だとわかるのかというと、ジミーが三人組を拉致した倉庫について電話しているシーンで、相手がジミーの金魚の心配をしているからです。

ヒューエルといえば、「ブレイキング・バッド」後の彼について、つい先日も「ヒューエルがあの家に閉じ込められてから5年経った」というスレッドが立ったりしてました。愛されてるw
関連トリビアよかった!ヒューエルあの部屋から出てた!ヴィンス・ギリガン、ヒューエルのその後を語る

※余談ですが、今回のエピソードには目立った「ブレイキング・バッド」ネタはなかったと思います。キムが言ったあるセリフがそうかもしれない…というか私は聞いてゾクっとしたんですが、意図的じゃないかも…(歯切れ悪い)。
詳細はこちら→ 「ベター・コール・ソウル」S4E6「ピニャータ」のキムのあるセリフがウォルターと同じ?

このシーンには400個もの「ピニャータ」が使われた

Wikipediaによるとこのエピソードのタイトルにもなっている「ピニャータ」は、「メキシコや他の中・南米の国の子供のお祭り(誕生日など)に使われる、中にお菓子やおもちゃなどを詰めた紙製のくす玉人形のこと」ですが、前出のメイキングや製作陣のツイートによると、製作にあたって一番難しかったのは「十分な数のピニャータを撮影に間に合うよう作ってくれる人を探すこと」だったそうです。このシーンで使われたピニャータはなんと400個ほどに及ぶとか。ひぃー!
しかも一つのピニャータに約2kgものキャンディを詰めるため、街中のキャンディを買い占めたそうです。一回の撮影が終わるたびにちらばったキャンディを片付け、壊したピニャータを入れ替えたそうで、もう聞くだけで大変そう。

天井から吊るされていた例の三人組の中の人は、口々に「逆さに吊るされたら演技どころじゃない。命の心配しかしてなかった」「なにか上から落ちてくるんじゃないかと思うだけで震え上がったよ」と言っていました。スタントマンや人形も使ったようですが、それでもあのポーズはキツイですよね…。

Redditでは三人組への復讐を果たしたこのシーンについて「大満足!」「すっきりした!」という声が多かったですが、私的には「ホラーかよ!」っていうくらい怖かったです。ジミーが(自分で手を下さないにしても)本当に殺しちゃうんじゃないかと思って震えました。あっ、三人組の心配は全然してなかったよね。

結果的に脅しで済んだわけですが、このエピソード冒頭で描かれたメールルームにいた頃のジミーとは、なんと変わってしまったことか…。暗澹たる気持ちになりました。続きを見るのが怖い…(けどめっちゃ観る…)。