「ベター・コール・ソウル」シーズン1エピソード6「警官」に出てくる「ブレイキング・バッド」のイースター・エッグやパロディをまとめました。
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以下、「ベター・コール・ソウル」はもちろん「ブレイキング・バッド」のマイルドネタバレにもなってます。
未見の方は注意!
マイクの過去の「劇的な出来事」が明らかに
「ブレイキング・バッド」でもマイクが昔フィラデルフィア市警にいたことは何度か話に出てきます。マイクがウォルターに警官だった頃の経験を話すシーンもありました(s3e12「憎しみの連鎖」)。ただ、なぜ警官を辞めたのかはハッキリしていませんでしたが、ハンクとゴメスがマイクを聴取しているシーン(s5e2「再始動に向かって」)ではこんな台詞がありました。
They told us that your tenure as police officer ended somewhat, un, dramatically?
吹替 : 話によれば何か劇的な出来事があって、それで辞めたとか
「ベター・コール・ソウル」のこのエピソード「警官」では、マイクの過去の「劇的な出来事」が何だったのかが明らかになりましたね。
ニューメキシコには「タランチュラがいる」
過去のシーンで、マイクがアルバカーキに行くと聞いたバーテンダーは「タランチュラがいるぞ。だから俺は行かないんだ」と言っています。
Tarantulas, they got. That’s a big minus in my book.
タランチュラといえば、「ブレイキング・バッド」ではドリュー少年が捕まえて瓶に入れる場面やトッドがその瓶を持ち帰る場面など、いくつかタランチュラが登場するシーンがありました。

また、このエピソードの冒頭の線路のシーンは「ブレイキング・バッド」でドリュー少年が出てきたエピソードのある場面とよく似ている、という指摘もあります。

相手のためを思って殺す、という思考回路がリディアと同じ
同じく過去のシーンで、マイクの息子マティを殺したフェンスキーが口封じのためにマイクも殺そうとする場面で「(殺すのは)彼のためなんだ」と言いますが、「ブレイキング・バッド」最終話では、リディアがほとんど同じ台詞を言っています。相手を「慈悲の心で殺してあげる」という傲慢さが全く同じですね。


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