「ベター・コール・ソウル」S4E4「話せと言うから」に出てくる「ブレイキング・バッド」のイースター・エッグやパロディをまとめました。
以下「ベター・コール・ソウル」S4E4までと「ブレイキング・バッド」のネタバレあり。未見の方は注意!

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今回の「ブレイキング・バッド」ネタはちょっと(かなり?)マニアックです。 キム:今日はどんな? ハンク:どこで法律を勉強した?ピエロみたいなスーツを着ろと教わったか この後ゴメスも「パパドゥミアン判事ならありうるかも」と言っています。有名人のようですね。 ちなみにキムに映画「評決」の話をした判事さんはパパドゥミアンではありません(法廷シーンで「ベネディクト・マンシンガー」と名前が出ています)。そもそもパパドゥミアンさんは女性のようです(「ブレイキング・バッド」でSheと言ってるので)。 マイク行きつけの喫茶店にやってきたアニタさん。お勤め中の昼休みのようで胸に名札をつけていましたが、名札をよく見ると「クラドック・マリーン銀行(Cradock Marine Bank)」となっています。 これは「ブレイキング・バッド」でマイクがケイリーに渡そうとお金(”危険手当”)を預けていた銀行です。 余談ですが、この「クラドック・マリーン銀行」は「Xファイル」にも登場するようです。「Xファイル」で初めてこの銀行が出てくるエピソードの脚本は、「ベター・コール・ソウル」製作のヴィンス・ギリガンと脚本のジョン・シバンでした。 さらに余談ですが、マイクが解いていたクロスワードパズルの答えをアニタが「エスメラルダよ」と教えるところでマリーのこのシーン↓を思い出しましたw あなたのベイビーシャワーにようこそ!エスメラルダ! アイラから「仕事ごとに携帯を変える」と聞いたジミーは、プリペイド携帯を売ることを思いついたようです。プリペイド携帯といえば犯罪に使われることが多いイメージ…。それがこれからどう転ぶかはわかりませんが、「ブレイキング・バッド」でジミー(ソウル)が事務所の机いっぱいの携帯を持っていたことと関係がありそうです。 エピソードのプロデューサー、ニーナ・ジャック(Nina Jack)さんはAMCの「Easter Egg」で、ソウルがなぜあんなにたくさんの携帯を持つようになったのか、今回のエピソードで「そのきっかけを知ることができた」と言っています。 Ira introduces Jimmy to the idea of burner phones, which we know in “Breaking Bad,” Saul uses burner phones obsessively. He’s got a drawer full of them. They’re integral to his business. So now we know where he got the idea. また、今回のエピソードのタイトルシークエンスも「引き出しに入ったたくさんの携帯」でした。 さらに、ニーナさんによると、ソウルが携帯ショップの窓にペイントした文字の色が「ベター・コール・ソウル」のロゴと同じ赤×黄色(※)なのは、「Production easter egg(製作のお遊び、的な?)」だそうです。※ニーナさんは「金」と言ってるけど黄色にしかみえない件。パパドゥミアン判事
マーティ(警備員):パパドゥミアンは、ほぼ午前中いっぱい和解協議
ソウル:パパドゥミアン判事は私のスーツがお好きらしい。アニタが勤めている銀行の名前
関連トリビア:「ブレイキング・バッド」に登場する「Xファイル」ネタまとめ
でも、アニタが言ってるように小説「ノートルダム・ド・パリ(ノートルダムの鐘)」の登場人物のことなので、深い意味とかは全然ないと思います。 ソウルがたくさん持っていた携帯は…
関連トリビア:タイトル・シークエンスは全て「ブレイキング・バッド」時代の映像が使われている
関連トリビア:他のエピソードについてはこちらもどうぞ↓
「ベター・コール・ソウル」の「ブレイキング・バッド」ネタまとめ一覧